こんにちは!「地域と共に歩む柔整勉強会」事務局です。
令和7年(2025年)6月15日(日)、福山整形外科クリニック様にて「第33回 地域と共に歩む柔整勉強会」を開催いたしました。
今回は講師に正田哲久先生をお招きし、『投球障害を防ぐ投球動作チェック法』というテーマでご講演いただきました。野球をはじめとする投球スポーツに関わる指導者・保護者の方、そして我々医療従事者にとっても非常に深い学びとなる素晴らしい時間となりましたので、その様子をご報告いたします。

今回の講義の最大のポイントは、「投球動作を細かく分類し、視覚的に分析する」という実践的なアプローチでした。
投球という一瞬の動きを、いくつかのフェーズ(初期コッキング、後期コッキング、アクセラレーション、フォロースルーなど)に細かく分類。それぞれの局面で、身体のどの部位にどのような負荷がかかるのかを理論的に学びました。
実際の投球動画を流しながら、「このフォームのどこに問題があるか?」「なぜここに痛みが出やすいのか?」を参加者全員で考えるワーク形式で進行しました。
- 単に「フォームが悪い」で終わらせない
- 「どこが原因で、どこの連動がうまくいっていないのか」を突き詰める
正田先生の明快な解説により、静止画だけでは見抜けない「動きのクセ」や「代償動作(かばう動き)」を見極める視点が、一気に養われる内容でした。


今回の学びを日々の現場にどう活かすか
投球障害(野球肩・野球肘など)を防ぐためには、痛みの出ている部位だけを治療するのではなく、「痛みの原因となっている間違った値動き(フォーム)」を根本から修正することが不可欠です。
今回の勉強会を経て、私たちは以下の重要性を再確認いたしました。
- 早期発見の目を養う: 大きなケガにつながる前に、動画等を用いた細かい動作チェックでリスクを察知する。
- 個別具体的な指導: 選手一人ひとりの身体の硬さや筋力に応じた、無理のないフォームへの導き方を提案する。
- 地域医療・スポーツ現場への還元: 地域の野球少年たちが大好きな野球を長く、思いっきり続けられるよう、この知見を院での施術やグラウンドでの指導に活かしていく。
お礼
休日の開催にもかかわらず、貴重なご講演をしてくださった正田哲久先生、そして会場をご提供いただきました福山整形外科クリニックの皆様に、心より感謝申し上げます。
ご参加いただいた会員の先生方、お疲れ様でした。
「地域と共に歩む柔整勉強会」では、これからも地域の皆様の健康と、子どもたちのスポーツ活動を支えるため、質の高い学びの場を提供してまいります。
地域と共に歩む柔整勉強会
事務局 石井孝明
